保育のまとめ 1月~2月

早いもので、今年度も残り一カ月をきりました。

来月の今頃には、もう新しい1年生との生活が始まっているのでしょうね。

1年前に入学した1年生たちは、どの子も人なつっこくて、上級生にくっついて甘えていました。甘えられた上級生たちはさぞうれしかったと思います。上級生たちにかわいがってもらった子たちは、新入生もかわいがってくれると思います。

ほんとに、げんきっこの子たちは上級生と下級生が仲が良いと思います。年上の子が威張るでもなく、気さくに一緒に遊んでいます。そんな最上級生の二人が間もなく卒業です。彼らとて最初からいいお兄さんだったわけでなく、マイペースだったり、勝負に負けてふてくされたり、物を投げて暴れたこともあります。そんな子たちが、下級生を喜ばせようとふざけて見せたり、遊びから抜けちゃった子を心配してくれたりします。学童という場所で生活を共にすることで育んできたちからだと思います。

卒業おめでとう。帰ってきたくなったら、いつでもふらりと立ち寄れるような、そんな学童であり続けたいと思います。

それでは、今月の保育のまとめです。

〇状況

公園では高学年と低学年、室内では男の子と女の子に分かれて遊ぶことがおおかったようです。

そのメンバーは流動的で、好きな遊びを選んでする、といった感じでした。ドッヂボールをするには人数が足りなかったり、人生ゲームをするには人数が多すぎたりもありましたが、工夫しながら遊んでいたようです。ルールで揉めることもありましたが、逆に日々遊び続けることで暗黙の「学童ルール」が生まれることもありました。みんなで楽しく遊ぶために工夫できることは、すばらしいと思います。

また、このごろは2~4年生の子たちが高学年にくっついたり年長者だけで遊ぶのではなく、時に1年生の遊びに入り込んだり1年生を誘ったりする様子が目立ちました。背伸びして高学年と付き合いたい時と、下級生のリーダーとして活躍する時と、それぞれに魅力があるのだと思います。

新しい1年生が来るのを楽しみにしているときもあれば、今の生活が変わってしまうことへの不安もあるようようですが、毎日の学童を楽しもう、としてくれているのがうれしい限りです。

〇室内遊び

カードゲームはいつでも誰かがやっていますが、人生ゲーム、トランプ、レゴ、工作など、カード以外の遊びをする機会も増えたように思います。また、低学年を中心にキーボードを演奏し、あっという間に旋律を覚えて弾けちゃう子に驚きました。けん玉やコマなどに手を出す子も多く、技を伸ばしたり、上達することを楽しんでいる様子も見られました。

〇外遊び

野球ばかり、鬼ごっこばかり、という日々を経て、最近は日替わりでいくつかの遊びを楽しんでいます。1年生を中心としたグループは、遊具鬼や泥警、王様じゃんけんなどをよくしています。高学年男子を中心としたグループは野球やサッカー、テニスなどに夢中のようです。球技の好きなグループは地域の子も一緒になって遊ぶこともあれば、人数が減って鬼ごっこに合流することもありました。

ドッヂボールには低学年女子も含め、比較的多くの子が参加していました。外野ありの真剣勝負もあれば、当たったら相手のチームのメンバーになる「戦争ドッヂ」では勝ち負けにこだわらず、ふざけながら楽しくやっていました。

〇生活

この期間は公園から帰る時間が早く、宿題が終わっていない子も公園に行き帰ってから残りをすることにしていました。全員そろって公園に行けるため、流れがスムーズだったと思います。おやつの後から、「公園でなにする~?」、公園を出るときには「ねえ、帰ったら〇〇しない?」と誘い合う姿が見られました。

<インフルエンザやアタマジラミにはまだまだ警戒が必要です>

〇1、2月の保育目標から

①戦略や作戦を楽しむ遊び

公園での球技や鬼ごっこ、室内でのボードゲームやトランプなど、飽きずに長い時間をかけてじっくり取り組むことが多くなってきました。個人個人では戦略やコツなどがあるようですが、チームが勝つための作戦とまではいかず、個々のやり方が空回りしている感もありました。まだまだ未完成な部分も多いのですが、楽しんでやっているようで小学生としては上出来だと思います。

時にルールの解釈にずれがあったり、何も決めていなかったときなどは、誰かが進行を止めて、「ねぇ、〇〇してもいいことにする~?」などと相談しています。以前は独りよがりで誰かが勝手に「じゃっ、〇〇したらダメなことねー」などと決めていたのが、皆の了解をえる気風ができてきたのはうれしく思います。大人から見ると効果のない作戦などもありますが、失敗しても楽しい雰囲気や、次はどうするか考える機会が得られてよいのではないかと思います。

②自らの成長を振り返り、自己肯定感を育む

ちょくちょく「いつの間にそんなことができるようになったの」と成長を喜ぶ声掛けをしているつもりですが、まだまだ足りないなぁ、と思っています。間もなく新1年生もやってくることだし、自分が入学したころのなにも分からず不安だった頃の気持ち、いろんな事ができる上級生をすごい!!と見つめていた気持ちを思い出してほしいと願います。今は当たり前のようにできているから、本人たちも感じていないのだと思いますが、例えばカバンから宿題を出して宿題を出してい文でやり遂げること、お金を払って買い物をすること、けん玉やコマができること、複雑なカードゲームやボードゲームができること、どれも入学前にはできなかったのではないでしょうか。

また、下級生に親切にしてくれたり、友達のつらい気持ちに寄り添ったり、そういった心の成長も大きいと思います。

卒業していく6年生たちが、1年生の時はどうだったのか、自分がはじめて学童に来た日はどう感じていたのか、残り少ない日ではありますが、自ら語ってもらおうと思っています。

〇3月の保育目標

①素直な自分を大切に

1月の終わりから先月にかけ、自分の成長を振り返り、自己肯定感を育むことを目標にしました。

その子の頑張りや積み重ねてきた経験を大切に思い、子どもたち自身にもそう思ってもらえるよう声をかけてきました。少しずつではありますが、子どもたちの中には、自分の成長への誇りが芽生えているように思います。

ただ、気持ちが不安定な時、なにか嫌なことがあったときなど、ふと、子どもたちの自信のなさ、気持ちの揺らぎを垣間見ることもあります。些細なことで苛立ったり、友達に突っかかったり、「普通わかるでしょ!」と怒ったり、「僕の方が年上だぞ」と威張ったり、いつもならそんな風にはならないのにな、というような場面で、チクチク、ピリピリした言動が出てくることがあります。こうした様子の裏にされているのは、どんな気持ちだろうと考えると、やはりそれは、自分のことをわかってほしい、認めてほしい、考えていない、というところに行きつくような気がします。

「子どもは「今」を生きる人たちです。普段、身近な大人の人たちが十分に愛情を注いでいても、「今」必要な分が満たされているかどうかが子供たちにとっては重要なことなのです」

これはある研修で言われた言葉です。その論でいくと、子どもたちが普段引っかからないような場面で引っかかるときは、その子にとって「今」受け止めてほしいというメッセージだろうなと思います。卒業や進級、別れと出会い、変化を控えたこの時期だからこそ、子どもたちの「今」を感じながら、大切に接していきたいと思います。

②「今」を大切に

3月。卒業、進級を控え、変化の時を前に、子どもたちはそこはかとなくソワソワしているようです。不安と期待が入り混じった、なんとも言われぬ気持ちを持ちながら、日々を過ごしています。近い未来の見通しを持つことは、気持ちの準備をするうえでもとても大切なことです。身近にいるお兄さんお姉さんの姿は、自分の将来を想像するのにとても参考になります。

ですが、今の状態でいられる残り少ない時間を十分に楽しむことも同じくらい大切だと思います。縁あって出会ったこのメンツで過ごすのも残りわずか。思い出を振り返りながら、今ある関係を尊び、かみしめて過ごしていきたいです。

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